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【家族歴のある方必見】糖尿病は遺伝する?予防に役立つ食事のヒント

[2025.07.10]

※当記事は森 維久郎院長が監修しています。

こんにちは、赤羽もりクリニックです。

「親が糖尿病だから自分もなるのでは…」と不安に感じる方は多くいらっしゃいます。

実際、2型糖尿病には遺伝の要素がありますが、遺伝だけで必ず発症するわけではありません。糖尿病は体質に加え、普段の食事や生活習慣が大きく影響します。

家族に糖尿病の方がいる方は、ぜひ当記事を参考に、今日からできる予防のヒントを取り入れていきましょう。

2型糖尿病には遺伝の要素がある
 

主には生活習慣の乱れにより発症する2型糖尿病ですが、両親のいずれかが2型糖尿病の場合、遺伝的要因で発症リスクは高くなり、両親ともに糖尿病である場合は、リスクが一層高くなることも知られています。

また、祖父母に糖尿病のある方も、その遺伝的な体質を受け継いでいる可能性があるため、注意が必要です。

1型糖尿病との違いとは?

1型糖尿病は、自己免疫の異常※により膵臓のインスリンを作るβ細胞が壊れてしまう病気です。主に子どもや若い人に多く発症しますが、大人でも発症することがあります。

※自己免疫の異常:本来は体を守る免疫が誤って自分の組織を攻撃してしまう状態のこと

発症には、体質的な要因と、ウイルス感染などの環境要因が関わるとされています。ただし、食生活の乱れや運動不足などの生活習慣が原因となるわけではなく、家族内での発症頻度も2型糖尿病ほど高くはありません。

糖尿病が遺伝する原因

糖尿病が遺伝する要因としては、家族間で体質を受け継ぐことが挙げられます。さらに、家族で似たような食習慣や運動習慣を持ちやすいことも影響します。

例えば、食物繊維が不足しやすい、糖質中心の食習慣やお菓子や甘いジュースが身近にあること、運動不足が続くなど、生活環境が似ていることで発症リスクが高まるので気をつけましょう。

遺伝だとしても食事と生活習慣で予防できる

「親が糖尿病だから、自分もいずれ…」と不安になる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、遺伝的に糖尿病になりやすい体質があっても、遺伝を気にするより食事や運動、生活習慣を見直すことが大事です。

実際、2型糖尿病は「生活習慣病」とも呼ばれるように、日々の行動が病気の発症や進行に大きな影響を与えます。

今日からできる!予防に役立つ食事のポイント

糖尿病の発症を防ぐためには、血糖値を急激に上げない食事、1日3食バランスの良い食事を心がけることが大切です。

そのため以下、5つのポイントを無理なく少しずつ取り入れていきましょう。

・野菜から食べる「ベジファースト」で血糖値の急上昇を防ぐ
・白米だけでなく雑穀や玄米を取り入れる
・食物繊維が豊富な野菜やきのこ、海藻を食事にプラスする
・甘い飲み物をお茶や水に置き換える
・揚げ物や脂質の多いお菓子を控える

参考記事:糖尿病でも安心!「食べていいもの」一覧~食事で体を整えるコツ~

日々の生活に運動を取り入れよう

糖尿病のリスクが高い方は、積極的に運動を日常生活に取り入れることも大切です。

例えば、

・毎日20~30分程度のウォーキングを習慣にする
・食後はすぐに横にならず、軽く散歩やストレッチをする

など、ちょっとした運動の積み重ねが糖尿病の予防につながります。

「運動はハードルが高い」と感じる方は、

・移動の際に階段を使う
・歯を磨いたあとにスクワットを5回行う

など、普段の習慣に結びつけて気軽に取り入れてみましょう。

糖尿病の早期発見の重要性

どうしても遺伝が気になる方は、早期に検査を受けて自分の身体の状態を知ることが大切です。生活習慣を見直すことで、重症化の予防につながります。

そこで、糖尿病の診断や経過を確認する際によく使われるのが、「空腹時血糖」と「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」という2つの検査項目です。どちらも血糖の状態を示す指標ですが、それぞれ意味が少し異なります。

空腹時血糖:10時間以上食事を摂っていない空腹状態で測定し、現在の血糖値を把握するのに用いられます。

HbA1c:過去1〜2か月の平均的な血糖の状態を反映する数値です。赤血球中のヘモグロビンというたんぱく質に、血液中のぶどう糖が結合した割合を測定するもので、高血糖の状態が続いていると数値も上昇します。

つまり、「ここ最近の血糖コントロールがどうだったか」を知る目安になり、この2つの数値をあわせて確認することで、現在の血糖値の高さだけでなく、日常的な管理の状況も評価できます。

年に一度は健康診断を受け、血糖値を確認しましょう。気になる症状や数値があれば、早めに医師へ相談することが大切です。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

糖尿病には遺伝の要素もありますが、日々の生活習慣や食事を見直すことで予防・改善が可能です。「親が糖尿病だから不安…」と思ったときこそ、早めに検査を受けて生活習慣を見直す機会にしてみてください。

当院では、血糖値やHbA1cの測定も行い、医師と管理栄養士がご本人の体質や生活環境を考慮しながら、予防や治療を丁寧にサポートします。

診察に加えて、管理栄養士による個別の食事指導も受けられるため、マンツーマンで日常の食生活を具体的に見直していけます。

糖尿病が心配な方や、生活習慣について不安をお持ちの方は、どうぞお気軽に以下のバナーよりご連絡ください。

お待ちしております。

参考文献
糖尿病診療ガイドライン2024

この記事を監修した医師
森 維久郎

赤羽もりクリニック院長。糖尿病を予防して人工透析や脳・心臓の病気を減らすコンセプトに年間1万人以上の外来診察を行う。 情報発信に力を入れており、赤羽もりクリニックのWEBサイトには年間500万人の来訪。 

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