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慢性腎臓病でも楽しめるおやつ~コンビニなど市販で買えるおすすめのお菓子を紹介

[2025.11.29]

※当記事は森 維久郎院長が監修しています。

こんにちは、赤羽もりクリニックです。

今日は、慢性腎臓病をお持ちの方が、日々の栄養管理を続けながらも楽しめる「おやつ」について、お話しします。

「日々の健康に配慮しながら、やっぱり甘いものが食べたい」
「コンビニで手軽に買えるおやつが知りたい」

とお考えの方はぜひ読んでいただきたい内容です。

ご自身の腎臓病の状態に合わせて選べるように、「タンパク質、脂質、糖質、塩分、カリウム」を考慮したおやつの選び方のポイントと、市販で買える具体的なおすすめのお菓子をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

腎臓病の方におすすめのコンビニで買えるおやつ

最近のコンビニには、健康志向の商品や低カロリー、低糖質、減塩の商品が豊富に揃っています。適切なエネルギー補給におすすめのおやつについて紹介していきます。

塩分・カリウムが少ない商品選びのポイント

 

和菓子系

・寒天ゼリー・水ようかん・わらび餅: 主成分が砂糖と寒天(または小豆)で、塩分・カリウムが少ないものが多いです。特に寒天ゼリーはほとんどカリウムを気にせず食べられます。
・上生菓子・練り切り: メーカーによっては塩分が添加されている場合もあるため確認してみましょう。

洋菓子系(食事量が少ない方や体力低下がある方向け)

 ・ビスケット・クッキー(プレーンなもの)
 ・シュークリーム・プリン:エネルギーが確保でき、タンパク質も一緒に摂れます。

一度にしっかり食事が摂れない方や体重が少なめの方は、間食でエネルギー補給をして、体重減少、筋肉低下しないようにしていきましょう。

血糖が気になる人必見!低糖質のコンビニ菓子

最近は、ロカボや低糖質と表示されたお菓子がコンビニでも手軽に手に入るようになりました。これらは、タンパク質や食物繊維と一緒に摂ることで、さらに血糖値の上昇を抑えやすくなります。

ケーキやスナック菓子を食べる場合は、夜遅くではなくエネルギー消費が多い昼間に摂ることがおすすめです。さらに、昼食後に食べることで血糖の急激な上昇を防ぐことができます。

なお、ケーキやスナック菓子は脂質も多いため、食べ過ぎには注意が必要です。

手軽に食べられるおすすめの低糖質おやつ例を紹介します。

・ヨーグルト+フルーツ(少量)
→ タンパク質と食物繊維で血糖上昇を抑える
小袋ナッツ(無塩・素焼き)
→ 糖質ほぼゼロ、食物繊維・良質脂質で満足感アップ

ぜひ参考にしてみてください。

慢性腎臓病の人がおやつを選ぶときのポイント

慢性腎臓病の場合、自己流で食事量を減らすことにより、エネルギー量やタンパク質などが不足し、体重減少や筋肉量低下につながることもあります。そのため、おやつは「制限するもの」ではなく、食事で不足しがちなカロリーや栄養を補う「補食」として上手に活用することが大切です。

間食におすすめのお菓子と注意点

間食は、食事だけでは不足しがちなエネルギーを補給する大切な役割があります。特に食事の量が少ない方や、活動量の多い方は、間食を上手に取り入れることでエネルギー不足による体重減少を防ぎましょう。

腎臓の機能が低下している場合、タンパク質を多く摂りすぎると老廃物(尿素窒素など)が増えて腎臓に負担がかかりますが、糖質は老廃物を増やさずにエネルギーを補給できる栄養素です。

エネルギーやタンパク質が不足すると、自分の筋肉を分解してエネルギーを生み出すため、筋肉量が減ることがあります。タンパク質制限の指示がなければ、チーズや鮭おにぎり、ヨーグルトなどでタンパク質を補い、筋肉の材料にしていきましょう。

また、間食として注意する点や塩分や糖質の摂取の仕方は、患者さんそれぞれで変わってきますので以下で確認していきます。

血糖値が気になる人の間食の選び方

慢性腎臓病の方にとって、血糖コントロールは腎臓を守る上でとても重要です。 特に糖尿病を合併している場合、血糖値が高い状態が続くと腎臓の糸球体に過剰な負担がかかり、ろ過機能の低下や尿たんぱくの増加につながります。

そのため、間食でも糖質の“量と質”に注意しましょう。

・食べる量と時間:間食は、エネルギー150~200kcal以下を目安に、空腹時に摂取せず昼食後などに間食を摂り、急に血糖が上がらないようにコントロールしましょう。
・低糖質: 血糖値の急激な上昇を避けるため、低糖質のお菓子を選ぶのも一つの方法です。糖質10g以下を目安に選びましょう。ただし、人工甘味料を過度に摂取することは注意が必要です。人工甘味料は血糖値を上げにくいメリットがありますが、甘い味に慣れてしまい、食欲が増えたり、糖質の摂りすぎにつながることがあります。
・食物繊維:血糖値の上昇を緩やかにする食物繊維が多い食品(海藻入りの寒天ゼリーなど)はおすすめです。糖質も食物繊維と一緒に摂ることで血糖上昇を緩やかにしてくれます。

塩分の摂りすぎに注意!

慢性腎臓病の進行を抑えるためには、血圧管理がとても重要です。そのため、食事では塩分を摂りすぎないことが基本となります。

塩分の摂りすぎは血圧上昇の大きな要因となるため、腎臓を守るためには1日3g以上6g未満を目指していきましょう。おやつにも塩分が含まれているものがあり、気づかないうちに塩分が多くなることがあります。

チップスやせんべいなど、塩分の多いおやつは1日の枚数を決めたり個包装になっているものを選ぶなど、食べ過ぎに注意することが大切です。

また、カリウムは体内の余分なナトリウム(塩分)を排出し、血圧を下げる働きがありますが、腎臓の機能低下が進むとカリウムを尿から排泄しにくくなり、高カリウム血症を引き起こすことがあります。

高カリウム血症は、不整脈など命にかかわるリスクがあるため、カリウム制限が必要になることも。自己判断でのカリウム制限は危険なので医師に相談しましょう。

さいごに

いかがでしたでしょうか?

当記事では、慢性腎臓病の方でも楽しめるおやつの選び方についてお話ししてきました。

おやつを日常生活にどう取り入れるか、ご自身の病状や検査結果に合わせて「具体的なバランス」を見極めるのは難しいものです。自己判断で悩まず、専門家のアドバイスを得ることで、より安心して治療を続けられます。

赤羽もりクリニックでは、医師と管理栄養士が連携し、あなたの腎臓の状態やライフスタイルに合わせた具体的な食事指導とフォローアップを行っています。当院では、日常の食生活を具体的に見直していけるため、

「今の食生活で大丈夫なのか不安」
「検査結果に基づいた詳細なアドバイスが欲しい」

など、慢性腎臓病が心配な方や、生活習慣について不安をお持ちの方は、どうぞお気軽に以下のバナーよりご連絡ください。

参考文献:赤羽もりクリニック監修 医師と管理栄養士が教える腎臓病・糖尿病レシピの教科書

この記事を監修した医師
森 維久郎

赤羽もりクリニック院長、日本腎臓学会腎臓専門医。人工透析を減らす診療をコンセプトに年間1万人以上の外来診察を行う。 情報発信に力を入れており、合計4冊書籍を出版、YouTubeチャンネル「じんぞうの学校」を運営、チャンネル登録者3万人以上。 

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