痛風・高尿酸血症
赤羽もり内科・腎臓内科では、「痛風(つうふう)」、「高尿酸血症(こうにょうさんけっしょう)」の診療を行っております。
痛風・高尿酸血症とは
痛みは強く、足の付け根、足首などに起きることが多いです。
痛風・高尿酸血症の原因
- 食べすぎ、飲みすぎ
- ストレスや不眠などの生活習慣
- 内臓脂肪や肥満 など
痛風の診療の流れ
痛風の診療の流れとしては、短期的にまず起きている炎症を止めるところから始まります。
① 問診
問診では、いままでかかったことのある病気、飲んでいる薬などをうかがいます。
過去の健康診断などのデーターや、薬手帳があると非常に助かります。
最後、医師の目で関節の状態を診察します。
② 検査
尿酸値や炎症の状態を採血で評価します。
尿酸値が高いから、尿酸を下げるのではなく、体内でどのような変化が起きているかを考えた上で適切な治療を行います。
例えば、脂肪肝や中性脂肪が高いときはアルコールや減量をオススメするので、採血で肝臓の状態や脂質の状態も評価します。
③ まずは痛みの治療を
① まずは生活習慣の治療から
尿酸というビールを連想される患者さんが多いのですが、実は体内で合成されている尿酸が多く、日頃の生活習慣(運動不足、ストレス、寝不足)を調整することが大切です。
当院の患者さんでは尿酸の値が7-8mg/dlでまだ痛風になったことがない場合、いきなり薬を使用せずに生活習慣の是正を試みて尿酸値が改善するかを観察します。
痛風の既往があるもしくは尿酸値が9mg/dl以上の場合は薬の治療を検討します。
② 薬
薬を開始する場合は、尿酸値6mg/dl前後を目指します。
薬を飲み始めたばかりの頃は痛風が再発する可能性があるので、痛風が広範囲に起きていたり、痛みが強かった時は、予防的に痛み止めの治療をすることもあります。
尿酸の値が安定したら、後は通院を続けるのが治療になります。
当院では日常生活を送ることが出来る元気な方には3か月処方を推進しています。(その他の病気がある場合は1-2か月処方になることもあります。)
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