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タンパク尿

赤羽もり内科・腎臓内科では、「尿タンパク」の診療を行っております。

尿タンパクは「腎臓のSOS」のような役割をし、尿タンパクを放置することで腎臓のSOSを見過ごして将来、透析になってしまう患者さんが少なくないです。

腎臓という臓器は「本当に悪くなるまで症状がない」、「一度悪くなると元に戻らない」という2つの特徴があり、そのためこの「尿タンパク」を早く見つけて評価することが非常に大切になります。

尿タンパクとは

腎臓という臓器は「必要な物を体に留めて、不要な物を尿として体の外に出す」臓器です。

腎臓の糸球体(しきゅうたい)というフィルターのような構造がこの役割を担っており、蛋白は私達の体にとって必要な物なため原則外に出る事はありません

タンパク尿が出ているということは、糸球体をはじめ腎臓に何らかの異常がある可能性があります。

尿タンパクを放置すると

過去に沖縄で行われた研究で、尿タンパクの検査を行った住民を対象に、17年後にどのくらいの人が透析になったかを調べた研究があります。結果は以下のような結果となりました。


尿タンパク「2+、3+」の人はそうでない住民と比較して、透析が必要になる確率が高いということがわかりました。

原因

尿タンパクが出る原因のパターンは、大まかに3種類あります。

「生活習慣病」、「免疫や遺伝など生活習慣病以外の原因」、「その他」です。

生活習慣病

日本で透析が必要になってしまう患者さんの6-7割が生活習慣病の代表格である高血圧、糖尿病が原因で透析になります。

その他、肥満が原因の肥満関連腎症、喫煙が原因の喫煙関連腎症などの生活習慣も関与しています。

免疫や遺伝などの病気

IgA腎症、ネフローゼ症候群、巣状糸球体硬化症、血管炎などが当てはまります。

明らかな生活習慣病の既往が無いにも関わらず認める尿タンパクの場合は想起します。

時には緊急で治療を行う必要があるのでその時は、近隣の専門施設にご紹介をさせて頂きます。

その他

時折、体の構造上蛋白尿が出やすい患者さんも時折います。

早朝の尿を検査に回したりすることもあります。腎臓に異常が無いと考えられる時は治療は必要ありません。

検査

検査としては、まず採血検査、採尿検査を行います。

採血検査

採血検査では、特にeGFRという腎臓の働きを調べる項目を測定します。

大まかにeGFRが「現在の腎臓」を尿タンパクが「未来の腎臓」を評価していると解釈してもらって問題ありません。

加えて適宜、その他の臓器、糖尿病を調べる項目、免疫の項目を調べます。

採尿検査

採尿検査では、「尿タンパク」の精密検査を行います。

健康診断で使用される検査方法よりもより踏み込んだ尿タンパク定量・尿中クレアチニン比という値を測定します。

この検査を使用することで1日何グラムのタンパク尿が出ているかを推測する事ができます。また血尿の有無も調べます。

その他

その他、適宜腹部エコーなどを行います。

腹部エコーでは腎臓にサイズを見たり、腎臓の表面がゴツゴツしていないかを評価します。

治療

治療としては、原因に対する治療を行ないますが、血圧コントロール、血糖コントロール、食事療法、運動療法はどのような疾患でも必要な治療です。

当院では管理栄養士による栄養指導、理学療法士による運動療法である腎臓リハビリテーションを定期的行っておりますので遠慮なくご相談ください。


治療を適切に行うことで尿タンパクの量は減っていくのが一般的です。

上記の如く、タンパク尿が少ない方が透析や移植が必要になる時期を遅く出来るので、診察ごとにタンパク尿を測定して現状を把握してもらっています。

尿タンパクの診療をご希望の方へ

当院では「尿タンパク」の診療を行っております。
 
「尿タンパク」を早く見つけて評価することは「透析」になる患者さんをへらすことに繋がり当院としても力を入れて診療いたします。
 
受診希望の方は、初診の患者様向けのページをご参照ください。
 
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