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糖尿病の症状 ~私ってもしかして糖尿病?~

こんにちは、赤羽もり内科・腎臓内科の院長の森 維久郎です。

今回は糖尿病の症状について書こうと思います。

【目次】

糖尿病の症状のパターン

糖尿病の症状は、以下の3パターンに分けて考えると分かりやすいでしょう。

  1. 高血糖の症状
  2. 低血糖の症状
  3. 糖尿病の合併症による症状

高血糖の症状

血糖値が高い状態を高血糖と呼びます。

少し血糖値が高いだけでは症状は出ず、血糖値が普通の人の2-4倍を越えてくると以下のような症状を起こします。

  • 多尿、多飲
  • のどがかわく
  • 悪心・嘔吐
  • だるさ・疲れやすさ
  • 意識障害 など

これらの症状が出た場合は、緊急の対応が必要になる可能性があるので、迷わず医療機関を受診することを推奨します。

【参考】

血糖値が高いと言われたらまず読んでほしい記事

ヘモグロビンA1cが高いと言われた時にまず読んでほしい記事【数値別】

低血糖の症状

血糖値が低い状態を低血糖と呼びます。

主にインスリン注射などの糖尿病の治療を行っている方に起き、以下のような症状が出ます。

  • 冷や汗
  • 動悸
  • 手や指のふるえ
  • 強い脱力感や疲労感
  • 眠気
  • 頭痛
  • 意識障害・異常行動 など

低血糖は、命に関わるため注意すべき状態のため、頻回に起きる場合は主治医と確認して治療薬の調整や、対策法を検討する必要があります。

 

糖尿病の合併症による症状

糖尿病になり、高血糖の状態を数年放置すると全身に様々な症状を引き起こします。(逆に糖尿病になって数年は合併症による症状が起きないことが多いです。)

以下のような症状が有名です。

糖尿病と眼の症状

  • 視力が低下する
  • 眼がかすむ など

糖尿病と神経の症状

  • 手足のしびれ・感覚がなくなる
  • ED など

糖尿病と腎の症状

  • 尿にタンパクが混じる・泡立つ
  • むくむ など

糖尿病と心臓の症状

  • 心筋梗塞
  • 心不全 など

糖尿病と脳の症状

  • 脳出血
  • 脳梗塞 など

糖尿病と免疫低下の症状

  • 傷が治りづらい
  • 感染しやすい など

残念ながら、これらの合併症は一度起きると良くならないことが多いので、症状がない初期の段階から治療をすることを強く勧めます。

【参考】

糖尿病にきく運動や筋トレで血糖値を下げるための基礎知識

血糖値・ヘモグロビンA1cを下げるための3つのコツ

糖尿病の自覚症状(辞典)

糖尿病と手足のしびれ

糖尿病の合併症で血管や神経の障害によっておきます。

ヒリヒリ、ピリピリ、ジンジンするようなしびれが、手先・足先に起きることが多いです。(←手袋・靴下の分布)

中には神経が高度に障害されることで、感覚が無くなりしびれすら起きないこともあります。

 

糖尿病と頭痛・吐き気・めまい

高血糖や低血糖になるとみられる症状です。

糖尿病が原因の場合は、血糖のコントロールをすることが治療になります。

ただし麻痺症状などがある場合は、脳梗塞や脳出血による症状の可能性もあるので注意が必要です。

 

糖尿病と疲れやすさ

高血糖や低血糖になるとみられる症状です。

糖尿病であっても血糖の状態が良好であればあまり起きないので、そのような場合は糖尿病以外の理由を検討する必要があります。

例えば、甲状腺、副腎から出るホルモンの異常、腎機能低下、がん、ストレスなど精神的なものなどを検討する必要があります。

 

糖尿病と足のむくみ

糖尿病の合併症で腎臓や心臓の機能が低下すると起きます。

余分な水が溜まったり、血液中のタンパクが減ることでむくみがおきます。

 

糖尿病と下痢・便秘

糖尿病の合併症で神経の中でも腸の自律神経に障害が出ることで下痢や便秘を繰り返します。

水分補給や食物繊維をとるなどの日常の食生活を変えることで対策します。

 

糖尿病の眠気

食後の血糖値が急上昇と急降下を起こす状態「血糖値スパイク」で起きる症状です。

食事の工夫(よく噛む、食べる順番、炭水化物を減らすなど)や運動習慣(食後はしっかり動く、筋トレをするなど)で対応します。

 

糖尿病とこむら返り・ふくらはぎのだるさ

糖尿病の神経・血管の障害により血流低下がおきることで起きる症状と言われています。(明確な理由は分かっていません。)

また水分不足などが起きると起きやすくなります。

水分補給や、運動(ウォーキング、踵上げなど)によって予防すると良いです。

 

糖尿病と食欲

糖尿病になると食欲の調整に障害が出ることがあります。

また、重度の高血糖により食欲が低下することもあります。

 

糖尿病と冷え性

糖尿病による血管・神経の障害によって、血流低下が起きて出てくる症状です。

 

糖尿病と肩こり

糖尿病による血管・神経の障害によって、血流低下が起きて出てくる症状です。

 

糖尿病と立ちくらみ

糖尿病による血管・神経の障害によっておきます。

通常であれば立ち上がった時に脳血流を減らさないように血管を閉じますが、糖尿病ではこの調整が鈍くなるので立ち上がるときにたちくらみやふらつきが起きます。

 

糖尿病と痩せ・肥満

糖尿病と痩せ・肥満はインスリンと呼ばれる血糖値を下げるホルモンが関係します。

インスリンは血液中の糖を体に取り込むこと作用があり、体重を増やします。

イメージとして、インスリンが過剰に働いていると肥満が起き、インスリンが不足していたり上手く効かないときは痩せが起きます。

 

▼受診を希望の方へ

ご自身の症状が糖尿病と関係するかどうかは、血液検査で「血糖値」と「ヘモグロビンA1c」を調べることで分かります。

当院では「血糖値」と「ヘモグロビンA1c」を10分程度で明らかにすることが可能ですので、気になる方がいらっしゃいましたら気軽にご相談ください。

当院の診療について詳しく知りたい方は「当院の糖尿病内科」のページをご参照ください。(診療内容・アクセス・診療時間・よくある質問など)

▼糖尿病について知りたい方はこちら

 

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